私たちの考え - 基本コンセプト

Our Basic Concept

私たち星野組は、お客様が理想とする「マイホーム」を実現するためにお客様と一緒に考え、住みやすい家づくりを目指しています。長年培ってきた経験、お客様から得られた信頼を大事に、時代に取り残されないデザインを考えて提案する上で以下のコンセプトを基本としています。

世代を越えても愛される家づくり

Concept 1

現代の住宅が1世代でしか使われない理由として、家族構成やライフスタイルの多様化により、親世代と子世代で住まいに求める要件の違いが大きいと考えられます。また、安さを求めるがあまり、材料の劣化が早まり、強度が低下するなど建物の老朽化が進むと、維持費や修繕費が重なり、経済的に負担がかかってしまいます。その結果、次世代が同じ住宅に住み続けることが難しくなり、30~50年程度で建て替えられてしまうのが現状です。

私たちは、高品質の材料を使用し、堅固な建築を行うことで、長期間にわたり住宅がしっかりと維持されるように提案しています。また、次世代に引き継ぎやすくなるように、耐久性の高い素材や構造を採用することで、頻繁な修理やメンテナンスの手間を減らし、施工主様の負担にならないような仕事を心掛けています。また、省エネ・ゼロカーボン対応設計や再生可能エネルギー・※注1パッシブソーラーの利用などを取り入れた、エネルギー効率を考慮した設計も可能です。環境に優しい住宅の実現により、将来的なエネルギーコストの削減に繋げ、持続可能な生活を目指します。

これにより、住宅は世代を越えても住み続けることができる。単なる住まい以上の価値を持ち、家族の絆や地域社会とのつながりを強化した建築を私たちは実現します。

※注1 太陽光を利用する仕組みのひとつで、動力を使わず、地形や立地条件を考慮し、換気や通風を工夫した設計にしたり、蓄熱材や断熱材を効果的に用いたりすることで建物のエネルギー効率を高め、受動的に太陽エネルギーを利用すること。

地材地建

Concept 2

現在国内で使われている多くの木材は、安くて加工しやすい輸入材です。しかし、伝染病の蔓延等の労働環境の変化により、国内でもリモートワークが求められ、住宅重要が高まりました。

その結果、材料不足、納品遅延、木材の高騰が「ウッドショック」として、大きな影響を及ぼしました。 私たちは、地域で生産された木材を利用することに重点を置いています。 地元の木を使う事により、材料供給の安定化を計り、さらに地元の林業に活気が戻ることで、私たちの地域の産業を活性化させ経済をまわすことにも繋がります。
他にも多数のメリットがあります。

衰退していた林業が潤うことによって、植え付けから伐採のサイクルをつくることにより、より強い木を育てることができる。森林を循環させるよう管理し、動物たちの居場所を守ることにより、自分たちの生活環境の安全性も確保できる。そして、防災です。伐採して倒木を防ぐことにより、水害や山崩れも防ぐことができるのです。 また、同じ気候風土で育った木を材料として使用することで、建物に余計な負担がかからず、材料も長持ちすることが分かっています。

自然豊かな信州で、子供から大人まですべての人が安全で暮らしやすい、そんな家づくりを私たちは提案していきます。

職人さんとの絆

Concept 3

家づくりにおいて必要不可欠な存在の職人さん。

信頼している職人さんに仕事を任せることは、創業から150年余り、世代が変わっても培ってきた賜物とも言えます。

自社の社員、各職人さんたちとの交流を大切にしながら、意思疎通を図り、確認を怠らず、時には工夫の提案もし合いながら、お互いの仕事を尊重し、日々の作業をお施主様のために行っております。良い現場づくりをするとこで、良い家が建つ。そう私たちは考えております。